令和6年3月定例会報告

令和6年2月26日から3月27日の日程で、令和6年3月定例会が開かれました。

2月28日に、一般質問(各定例会において、議員が市の施策の状況や方針などについて、報告、説明を求めたり、質問や提言をすることを一般質問といいます。)で登壇しました。また、3月4日から6日の3日間では、議員として初めて予算特別委員会(一般会計)の委員として審議に臨み、翌週の3月15日には、環境建設委員会の委員として請願や議案の審議を行いました。

目次

デジタル化にどどまらないDX推進を

令和5年6月に、国の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が改訂され、都も令和5年9月に「東京デジタル2030ビジョン」を策定しました。全国的に行政のデジタル化に関する政策は進化を続けているものの、単なるデジタル技術の導入にとどまっている部分も多い。トランスフォーメーションを意識し、市民サービスの質の向上や働き方改革等、デジタル社会にふさわしい行政への再構築に向けて抜本的な変換への取組を進めるべきであると考え、このテーマを一般質問で取り上げました。

小平市のDXを進めていく中で市長はどのような改革を目指し、この2年間で具体的にどのような変革があったか。

行政手続きのオンライン化を最優先に取り組んだ。また、会議等のペーパーレス化やテレワークの推進をした。

ユーザーテストの実施や現場の提案に対する対応等、市としての取組は。

職員を対象としたヒアリングやアンケート調査を行い、ツールの活用範囲を拡大する上で役立てている。

その他、質疑の中で、産学連携での取り組みや、DX推進のロードマップ策定についての目標値の設定等の提言を行いました。小平市におけるDXの取り組みはまだ、ICT化やデジタル技術の導入に留まっています。昨年6月に一般質問で初めて取り上げ、その後実現した生成AIの活用に関しても、まだまだ試行段階を超えていません。今後も提言等を行なっていきます。


スポーツ活動の場の確保と拡充を

令和5年に開催されたWBCや令和6年に開催予定のパリオリンピック・パラリンピック競技大会等もあり、スポーツに対する関心、特にこどもたちのスポーツへの関心が高まりを見せています。しかし、小平市においては、思いっきりボール遊びができたり、
今年初め、花小金井小学校の校舎増築工事が始まり、増築工事に伴うグラウンドの利用についての影響を懸念する地域住民の方から声が寄せられたこともあり、小平市において、よりよいスポーツ環境の拡充等を通じ、活動の場の確保を求め、スポーツ活動の場の確保と拡充について質問を行いました。

花小金井小学校の校舎増築工事期間中の学校施設スポーツ団体開放への影響は。

工事期間中は校庭の利用できる部分が制限されるが、開放を中止する期間はない。

市内企業・大学等が保有するグラウンドの借用に関する市の取組状況は。

現在2つの企業と利用協定を結んでいる。現在、テニスコート、体育館の再開に向けて調整を進めている。利用協定を締結していないスポーツ施設の市民への開放に向けて要望していく。


今回の一般質問の内容は、議会Webサイトから動画でご覧いただけます。

3月4日から6日の3日間、一般会計予算特別委員会の委員として、令和6年度予算の審議に臨みました。
今回は、議員となって初の予算特別委員会、また昨年10月に行われた決算特別委員会では特別会計を担当したため、初の一般会計に関する質疑を行いました。

また、3月15日には、環境建設委員会が開かれ、請願の審査(PFAS関係)や、公園・ふれあい下水道館の指定管理に関する議案を審査いたしました。
私はもともと環境関連化学に携わってきたこともあり、PFAS関係については慎重に審査に臨みました。今後も専門性を活かした議論を通じ、より良いまちづくりに向けて取り組んでまいります。

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